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第111回企画展「弥生人は二度死ぬ―再葬墓ってなに?―」

2024年09月27日 群馬県立歴史博物館


群馬県は弥生時代の再葬墓(さいそうぼ)の中心地の一つです。再葬墓は、遺体を一度土中に埋めたり、さらしたりして白骨化させてから土器に納め、再び埋葬することでつくられた墓のことです。現代の私たちからすると、特殊な葬法に見える再葬墓はどうしてつくられたのでしょうか。
本展覧会では、初めに西日本を代表する吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき)出土品と東日本の再葬墓出土品が登場します。そして、再葬墓研究のきっかけとなった岩櫃山鷹の巣岩陰遺跡(いわびつやまたかのすいわかげいせき)(群馬県東吾妻町)から出土した土器が里帰りをします。
また、沖縄地方では洗骨葬(せんこつそう)というよく似た葬法が近年まで行われていましたが、沖縄以外で初公開となる写真と厨子甕(ずしがめ)(蔵骨器)で洗骨を紹介します。近年の研究を通じ、なぜ弥生人が二度死ぬのかを探ります。

【会期】  令和6年10月5日(土)~令和6年11月24日(日)

【開館時間】9:30~17:00(入館は16:30まで)

【休館日】 毎週月曜日(ただし、10月14日(月・祝)・10月28日(月)・11月4日(月・振休)は開館、10月15日(火)・10月29日(火)・11月5日(火)は休館)

【観覧料】 一般:800円・大高生:400円・中学生以下無料
      ※障がい者手帳等持参者とその介護者1人は無料

【公式HP】 https://grekisi.pref.gunma.jp/

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